お洒落なヘンリー君が映える。ブルックス・ブラザーズのコットンスウェット。

2022年10月11日

Brooksbrothers/100184607

しとやかで真面目な性格の子供が 一発ギャグを売りとする芸人などのゆるい職業に就くケース(=①)と、

ひょうきんでおちゃらけた性格の子供が 国会議員や裁判官などのかたい職業に就くケース(=②)。

この2つを比べてみたとき、

(どちらの人権も尊重されるべきですが、)
①はとてもグレードダウンした印象があり、
②はとてもグレードアップした印象があります。
(少なくとも私はそう感じてしまう。)

①と②それぞれのイメージ図(私の頭の中)。

両者共に、そこにはギャップ」という特徴が存在し、そのギャップの高低が激しければ激しいほど 周囲の目や評価もそれに比例するように変化するものです。

①と②の人生、どちらが正しいのか」は誰にも分かりません
(どちらも正しい。)

つまるところ、
”過去との比較”については 掘り下げてもあまり意味がなく、現在と未来の在り方の方がよっぽど重要なことだと考えている次第です。

ブルックスブラザーズの新マスコット

そんなことをぼんやりと考えているにはわけがありまして。

それは、かの「ブルックス・ブラザーズ」が2021年秋冬に新しいマスコットを発表したことがきっかけです。

ブルックス・ブラザーズといえば、1818年創業の老舗アメリカンブランドの雄。

歴代米国大統領のほとんどが同ブランドのスーツやコート、シャツ、ネクタイなどを着用していることからも分かる通り、まさにアメリカを代表する老舗ブランド。

そんな歴史と伝統のあるブランドが、まさかの新キャラを発表(2021年秋冬)したのです。

ゴールデンフリースと呼ばれるヒツジのマークが伝統的 かつ 馴染み深いですが、ここにきて ポップなコミックデザインの新キャラが創造され、ラインナップに加わることになりました。

ブルックスブラザーズお馴染みの伝統的なヒツジのロゴ(=中央)。
ちなみに写真のアイテムはワッペンです(私物)。
そして、これが新たに仲間に加わった”新キャラ”。
ずいぶんとポップなデザインです。

コレ、私の中では、
手塚治虫氏の名作漫画『ブッダ』のキャラが、荒木飛呂彦氏の『ジョジョ』シリーズの画風で再デザインされたぐらいの驚きを覚えました(分かりにくい、ごめん)

この新キャラの名前は、創設者の名前である”Henry Sands Brooks”から「ヘンリー君」というのだそう。

なんとも安直なネーミングです。

(同じように安直なネーミングのブログをやっている私が指摘すべきではないですが。)


ブルックスブラザーズにおける今回の新キャラ出現の話は、本稿の冒頭で書いた「①のケース(真面目→おちゃらけへの変化)」に近いとも言えますが、実際にはそれとは全くの別物

あくまでも新キャラが登場しただけ・・・・・・ロゴの刷新ではないからです。

とはいえ、このヒツジちゃんの在り方とはコレ どうしたものか、と。

そして、このヒツジちゃんに未来は在るのか、と。

歴史あるブランドがこのような新しいアイコンを生み出すことは興味深いですが、成功するか否かは今後のブランド戦略の手腕が試されるところでしょう。

厚かましくも、そんなことを考えてしまう秋の夜長でございます。

ブルックス・ブラザーズのコットンスウェット

なんだかんだと言いながらも、ブルックスブラザーズの新キャラ”ヘンリー君”がデザインされたスウェット、ちゃっかりと手にしてしまったわたくし。

というわけで、今回は私物の中からブルックスブラザーズのコットンスウェットを紹介します。

ただし、正直あまり書くことがないです。
シンプルなスウェットなのでね。

アイテム全容はこんな感じです。

Brooksbrothers / 100184607

フロントにヘンリー君のアップリケが配されたポップなデザイン。

いったい、どのTPO(時・場所・場面)に適している服なのか。

ただ、デザインの特徴としてはフロントのアップリケ以外は良い意味でただの・・・スウェットなので、案外サラッと着こなせます。

フロントのアップリケは立体的で素材感も表現されていて素晴らしい出来です。
バックは無地なので扱いやすい。

裏地はフレンチテリーです。

起毛素材ではないで、年間を通して長く使える仕様なのが嬉しいポイント。

ペロリとめくって裏地を観察。サラッとした着心地の良いフレンチテリーです。
テリー地のアップ。アップで見たところで何と言うことはないですけど。

袖口はリブ仕様
スタンダードなスウェットならではのディテールですが、ブルックスブラザーズのリブのテンションはアジア人には少し大きい(ゆるい)です。

ゆるめのリブ。自分がもっと太ればフィットするようになるでしょうけど、リブのために頑張る必要はありません。

首元もリブ仕様ですが、こっちは袖口のテンションと比べると少しタイトめ

フィッティングの際は首元のフィッテイングも重要ですね。
スウェットが原因で死んだら情けないです。

ちなみに、内側のネイビー×レッドのリボンテープは ヘンリー君が付けているネクタイと同じ柄になっています。

脱がないと見えない箇所ですが、細部までこだわりを感じられるところです。

ヘンリー君のスタイリングをチェックする

あれ。
もう商品レビュー終わってしまいました。

それもそのはず、ヘンリー君が居ることを除けばシンプルなスウェットですものね。

書き足りないので、ヘンリー君のスタイリングをチェックしておきましょうか。

いきなりのファッションチェックに呆然と立ち尽くすヘンリー君。

まずは、シャツ。

水色無地のオックス地の長袖ポロカラーシャツです。

ブルックスブラザーズと言えば…のポロカラーシャツ。

袖を捲り上げてラフに着こなしていますね。
同じような着方、私もよくするので非常に共感できますが、一番下のボタンはあえて留めていないんでしょうか。

体型の問題もあるのかな。
ヘンリー君、一緒にダイエット頑張りましょう。


次にネクタイ。

「BB#3」の愛称で知られるバーストライプ柄のネクタイをシングルノットでラフに巻いています。

第一ボタンを外していますし、飲み会の帰りとかなんですかね、彼。

この上半身アップのカットだと非常にだらしない。

ネイビー×レッドのストライプ柄のネクタイは、色んな場面で見かけることがありますが、やはりアメトラやアメカジとの相性が良いですね。

先述した通り、ヘンリー君のネクタイの柄は、スウェットの首元内側とリンクするようなデザイン、カラーリングになっています。


続いて、ジャケット。
着用はしていないものの、センスの良いモノ持ってます、ヘンリー君。

雰囲気のあるコーデュロイの2つボタンのジャケットで、パッチポケットとエルボーパッチ付きのナイスなアイテムです。

着用はしていないが、片手でしれっと持っているのがかっこいい。

次に、個人的には低評価のパンツ(ボトムス)

パッチワーク?なんでしょうか。

ダサいです(言っちゃった)。

私には絶対に履きこなせないデザインですが、ヘンリー君は上手に着こなしています。

最後に、靴。

靴は、ウイングチップのレザーシューズ(ライトブラウン)です。

ジャケットとのバランスも良く、上手にまとめたスタイリングですね。

ただし、靴下は履いていません。
あと、靴紐がほどけています

やはり、飲みの帰り説の可能性が高い…。

まとめ

ふぅ。
ヘンリー君のファッションチェックも終わったので、そろそろまとめます。

今回は、ブルックス・ブラザーズの新キャラ=”ヘンリー君”がフロントにデザインされたコットンスウェットを紹介しました。

伝統的でスタンダードなアメリカンブランドが誕生させた羊のヘンリー君。

このスウェットに限らず、パーカーやTシャツなどの他のアイテムにも違った装いで登場してくれています。

彼の寿命は短いかもしれませんし、私よりも長生きするかもしれません。

「人の心配をする前に自分の心配をせよ」とはこのことで、こんな・・・羊のマスコットの寿命云々なんかよりも自分自身の在り方を見つめ直した方が有効的です。

そのことを気づかせてくれたヘンリー君に感謝、感謝。

さ。
では、今回はこのあたりで。

お元気で。

またいつか。

さようなら。

最後の3行で自分の寿命が長くないのかと心配になるヘンリー君であった。

スペック

※本記事内の写真はすべて「iPhone 12 mini」の内蔵カメラにて撮影しています。
(一部クレジット記載のある写真/画像/絵/図などは除く)

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