ちゃんと両面使える 意味のあるリバーシブル。ブルックス・ブラザーズのリバーシブル ジップアップ フーディ。

2022年3月26日

バーシブル仕様の服は、そのほとんどがリバーシブルの役目を果たせずに くすぶっているものばかりです。

このようなリバーシブルのことを、クスーブルと言います(言いません)

ほとんどのクスーブルリバーシブルのデザインは、

片面がシンプルでかっこいい使える・・・デザイン
もう片面が、派手&理解不明な柄の使えない・・・・デザイン

という、”何やってくれてんだデザイン”です。

(ネイビーのシックな表面に対して、逆サイドが真っ赤で派手な迷彩柄になっているものを以前見かけたことがありますが、いったい誰が酔っ払いもせずに買うのでしょうか…。)

そんなこんなで、

血迷ってリバーシブルの服を買って失敗した中学生時代以来、リバーシブルの「リ」の字を聞くだけで「ないないないない!」と拒否っていた私ですが、

この度、

買ってしまいました、

リバーシブルの服。

ブルックス・ブラザーズのリバーシブル フーディ

先に結論から言ってしまうと、このブルックス・ブラザーズのリバーシブルの服、

ちゃんと両面 使えるデザインです。

Brooks Brothers / Reversible Zip-up Hoodie (100187651)

オモテ面とウラ面の画像を載せましたが、どちらがオモテで どちらがウラなんでしょうか。

と書いたものの、おそらくストライプ柄の面がオモテです(よね)。

しかし、このように「どちらがオモテなんだろう?」という疑問が出ることこそが、両面どちらでもちゃんと使えるデザインであることの何よりの論拠となります。

(人間も 裏表がない人物は高評価を得やすいです。)

では、両面をそれぞれ見ていきましょう。

ストライプ側

まずは、ポリエステル100%のストライプのデザインが施されたメインサイド。

ブルックスブラザーズの公式HPなどに掲載されているルックを見ても このストライプ側を推しているので、やはりこちら側がメイン面(=オモテ面)です。

後ろにもぐるっとストライプのデザイン。

カレッジユニフォームのようなストライプ柄が印象的な爽やかなデザイン。

スポーツMIXなどのスタイリングを楽しむ際にはそれっぽさ(どれっぽさ?)を表現できて良いですね。


フードのドローコード と ストッパーの色はホワイト。

ストッパーの素材はプラスチックなのでチープさがあるものの、これは良い意味でのこと。

スポーティな印象も相まって、全体的にはうまくバランスが取れています。

ドローコードはデザインの隠れた主役です。

ジップトップにはゴールデンフリースのブランドロゴが刻印されています。

両面に同じデザインが刻印されていて、どちらの面を着用している時にもきちんとジップトップのロゴが見えるようにデザインされています。

ジップトップにもロゴ入り。

袖口はリブ仕様。

巻き返してトリムを見せるような着方もできそうです。(しないか。)

無地側

続いて、無地サイド。

無地と言えど、

左胸にゴールデンフリースのロゴ刺繍があり、
ジップの色はホワイト、
フードの裏側はライトブルー。

そのため じっくり まじまじと見ればリバーシブルの服だなと分かってしまいます(別にいいけど)。

フード周り。カラーリングに統一感があって良いです。
左胸にはヒツジちゃんの刺繍入り。

細かいツッコミを入れると、ドローコードの出口(穴)がフードの内側に配置されてしまうので、ここでも「あ、リバーシブルの服だ」とバレてしまいます。

こちらの面が裏側なので仕方がないことです。

ドローコード、ストッパーが内側にきてしまうが仕方ない。

もう一点、

普段はフードに隠れて見えないものの、めくりあげるとハンギングテープ(襟吊えりづり)が存在することが判明。

ココね。

無地サイドの素材はコットンが80%にポリエステル20%という配分。

極細のパイル地で タオルのような肌触りです。

着心地もこちらの面の方がゆったりとした着心地。

体に触れる面がポリ素材でツルツルなので 余計にそう感じます。

また、こちらの面にもポケットが付いているので実用性も備わっています。

無地サイドにもきちんとポケットが付いています。

リバーシブルの使いどころ

リバーシブル服の模範的な正しい使い方・使いどころとは、どういったシーンなのでしょう。

一着で二着のデザインを楽しめるのがリバーシブル服の醍醐味であるものの、

裏返して違う面を着ているときに「あたかも全く違う服を着ているかのように振る舞う」 のは なんだか貧乏たらしくも思えてきます。

そんな細かいことを考える人にはあまり向かないのかもしれません。

色々と考察してみましたが、荷物をできるだけ増やしたくない1泊2日の旅行には最適でしょう。

もしくは、舞台で一人二役の役を演じる時にも使えます。(おぉ!)


さて、着てみます。

ストライプ側(オモテ)。
無地側(ウラ)

どちらの面でも自然な雰囲気。

ついでに、後ろからの写真も載せておきます。

チラ見え問題

街中で丈の短いスカートを履いた女性を見かけると目のやり場に困るものですが、

他人が着ているリバーシブル服の裏地(反対面)がチラ見えするのもソワソワします。(そうか?)

この問題、オモテ面であるストライプ側を着ている時はほとんど気になりませんが、無地側を着ている時には多少気になってしまいます。

こちらの面だと何の違和感もない。

無地側を羽織ってみるとこんな感じ。

ストライプ側にデザインされた「白いしましま」がチラ見えします。

ストライプがチラ見え…。いやん。

近づいて見てみると、より一層 しましまが気になる…。

ずん。

しましま…。

誰も私の胸元など見ないでしょうが、私の心の目が見ているので自分自身で気になってしまいます。


ついでに書いておくと、製品表示タグはポケット内にひっそりと配置されています。

こちらはチラ見えの心配はありません。

見つからないようにひっそり隠れている製品表示タグ。

まとめ

片面しかまともに使えないリバーシブル服が世の中に多い中、

両面共にちゃんと・・・・使えるブルックス・ブラザーズのパーカを今回は紹介しました。

服のデザインの好みやこだわりは人それぞれなので、「ちゃんと使える」の”ちゃんと・・・・”が何を意味するのかという捉え方も人それぞれですが、

今回のこのアイテムに関しては両面共にクセのない無難なデザインのリバーシブルデザインになっているので、少なくともクスーブルではなさそうです。

(あれ? クスーブルってなんでしたっけ。)

結局のところ 気が付けば自分の気に入っためんばかりを着用してしまい、リバーシブルの意味がなくなってしまいそうですが、

大人になってからGETした初のリバーシブルアイテムとして 私の心に刻まれたことに嘘はありません。

ザクッ(刻まれ音)

画像を並べ繋げると面白かったので載せておきます。

おしまい。

スペック

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