気に入ったアイテムを見つけると ついつい同じモノを買ってしまう習性があります。
コレクション魂があるわけではないのですが、買い揃えていく過程が楽しいことも事実ではあります。
しかし本音を言えば、コレクションをしていく楽しさよりも、「コレだ!」と思ったモノをまとめて買っい揃えることによって ”安心を買っている”ということなのかもしれません。
いつ廃盤になってもおかしくないようなアイテムや、数量があらかじめ定められている限定アイテムについては特にそう感じます。
つまり、予備品を買っておくような感覚に近く、写真集を「見る用」と「保存用」に2冊買う人がいることに私はおおいに賛成できるのです。
今回紹介するアイテムはクロムハーツのキャップですが、他のいくつかのファッションアイテムと同様に、キャップも非常にフィッテイングが難しいアイテムです。
「コレだ!」と思えるキャップを見つけたら迷うことなくGETするようにしています。
そして、安心を買う意味でも同じモノを同時にもう1つ買うことがあります。
今回は「コレだ!」と思うレベルが過去最高レベルだったので、馬鹿もいいところで4つ(も)買いました。
形は同じですが、それぞれ色が異なるのでセーフです。
セーフとはなんぞや。
クロムハーツのベースボールキャップ(×4)
さて。
今回は私物の中から、クロムハーツのキャップを4つ紹介します。
4つ紹介するといっても、形はすべて同じで カラーが違うだけです。

購入したカラーは、
・カモフラージュ × オレンジ
・ブルー × ライトオレンジ
・ブラウン × ピンク
・ブラック × イエロー
です。
ざっと流す程度に それぞれ紹介していきます。
(紹介する順番の根拠は特に何もありません。)
カモフラージュ×オレンジ
まずは「カモフラージュ×オレンジ」。

公式オンラインストアの限定品です。
実際の色味を店頭で確認できない&カモフラージュのパターンも選択できないので、多少のドキドキ感がありますが、失敗しても死ぬわけではないのでしれっと購入。
合わせる服は意外と難しいです。
迷彩モノは下手をするとリアルな軍人みたいになるので気を付けましょう。

ブルー×ライトオレンジ
次に「ブルー×ライトオレンジ」。

刺繍部分のオレンジは、先に紹介したカモフラ柄のオレンジのトーンよりも明るめ(ライト)です。
全体的にバランスが取れたカラーリングですが、実物は写真よりもビビッド感が強いです。

ブラウン×ピンク
続いて、「ブラウン×ピンク」。
これもオンライン限定品です。

個人的には4種の中で最も着用頻度が高く、スタイリングしやすいです。
ブラウン×ピンクという単語イメージによって 派手で使いにくそうだなと勝手に思い込んでしまいそうですが、どちらも柔らかいトーンでまとまっているので実際にはとても使いやすいカラーリングです。

ブラック×イエロー
最後に、「ブラック×イエロー」。

4つの中で最もクロムハーツっぽいカラーリングかなと思います。
同時に、福岡ソフトバンクホークスっぽさも兼ね揃えているので 福岡での着用には少しばかり勇気が必要です。

気にしだすと使わなくなってしまうので気にしない気にしない。
(写真)時事通信社より

ディテール紹介
ロゴについて
フロントのロゴは、クロムハーツのイニシャルである「C」と「H」がブラックレター(※1)と呼ばれるフォントでデザインされています。
立体感のある丁寧な刺繍で、ベースボールキャップ要素が光るポイントです。

シルバーボタン
シルバーのアクセサリーブランドとして有名なクロムハーツですが、このキャップでは天ボタンにシルバーが使われています。

この天ボタンには、クロムハーツの代表的なモチーフとして知られる「CHプラス」が配されています。
クロス(十字架)の上下左右の長さを均等にした、変形型のクロスです。
素材はもちろん シルバー925(※2)。


今回の4つのキャップの天ボタンはすべてCHプラスのモチーフです。
他にもクロムハーツのキャップを所有していますが、ほぼすべてのモデルの天ボタンがこのモチーフです。
ブランドからすると コスト安なので都合が良いですね。

素材について
素材はポリエステルとコットンの混合素材です。
比率は、ポリ65% × コットン35%。

コットン100%のキャップの場合は汗染みが気になったりしますが、このキャップはポリ混なのであまり気になりません。
サラッとした中にコットンの表情もしっかりと出ており、両素材がそれぞれに活かされているなと感じます。
スナップバック
サイズの調整は後ろに付けられたスナップバックで調整するタイプです。
よくある仕様の”あれ”です。

ここまで触れずにきてしまいましたが、後ろにもCHROME HEARTSのブランドネームの刺繍が入っています。
色はフロントのCHロゴと同じに統一されています。


国家を誇示する場所がこことは恐れ入りました。
まとめ
最後にまとめです。
今回はクロムハーツのキャップを4つ紹介しました。
すべて同じ型のキャップですが 色は異なるため、その日の服に合わせてコーディネートできるのが非常に快適。
キャップはフィッテイングが非常に難しいアイテムなので、とことん気に入ったのなら こういう買い方もありだなと思いました。
記念として(?)、四天王の集合たわむれ写真を掲載して締めたいと思います。
さよなら、さよなら、さよなら、さよなら。




注釈
(※1)ブラックレター
洋書のタイトルやワインのラベルなどに使われていることが多いブラックレターというフォント。ニューヨークタイムズ紙のロゴにも使われているので「ああ、これか」と思う方も多いでしょう。ブラックレター(黒い文字)という名称の由来は諸説ありますが、平ペンを使って書かれるこのフォントは黒い部分の比率が多いため、書面や紙面も黒みを帯びて見えることからこう呼ばれているのだそうです。へえ。

(画像)2022年7月16日付ニューヨークタイムズ紙見出しより抜粋。
(※2)シルバー925
「シルバー」と表記のあるアクセサリーのほとんどは、この「シルバー925」のことを意味しています。この「925」という数字は「邦子さん」のことではなく、銀の含有率(純度)のこと。つまり、92.5%のシルバーが含まれているモノですよという意味。では、残りの7.5%は何かというと銅などの他の金属です。(もしかしたら他のもの(う●ちとか)も混ざっているかもしれません。)
そのため、シルバー925とは厳密には100%純度の銀ではありません。なぜ銀100%で作らないのかというと 柔らかすぎるため。銅などと混ぜた合金にすることで強度が生まれ、アクセサリーとして使えるようになるのです。へえ。
スペック
- ブランド :Chrome Hearts(クロムハーツ)
- 品番 :304177428
- カラー :(カモフラージュ×オレンジ)、(ブルー×オレンジ)、(ブラウン×ピンク)、(ブラック×イエロー)
- 素材 :ポリエステル65%、コットン35%、(天ボタン:シルバー925)
- サイズ :ONE SIZE(約53cm~60cm)
- 生産国 :アメリカ
- 価格 :各 63,000JPY(plus tax)