ペンキや泥などで汚れたワークウェアに「美」を感じることがあります。
建設現場や工事現場などで働くおっさん(失礼!)の作業着は汚れていてこそ美を感じることができ、ピシッと綺麗だと幻滅してしまうものです。
とはいえ、私は(どちらかというと)綺麗好きなので 普段着として汚れた衣類を着るのはできれば避けたい。
でも、汚れたあの「美」をまといたい気持ちもある。
そんな わがままBOY(実際には中年男性です)の私にはもってこいのパンツを今回は紹介します。
パンツとは ボトムス(=ズボン、トラウザーズ)のことです。
下着のことではありません。
《汚れたあの「美」をまといたい》なんてことを書いてしまったので誤解なきよう、念のため。
ダブルアールエルのペンキ加工フィールドパンツ
今回私物の中から紹介をするのは、ラルフローレン、ダブルアールエル(RRL)の「ディストレスト ツイル フィールド パンツ」。
ペンキ汚れの加工が施されたアイテムです。
パスタソースを飛び散らかしてもペンキに紛れて汚れが目立たないため、今後パスタを食べに行くときにはこれを着て出掛けることにします。
以前に紹介をした RRLの未染色の白いデニムとは対照的です。
(参考記事)パスタソースですぐに汚れそう。ダブルアールエルの未染色デニム。
全体像はこのような感じ。
ハイライズ&ストレートのクラシックなシルエットで、前面/後面 共にリアルなペンキ加工がデザインされています。
ペンキ屋ではないので詳しく知りませんが、実際にペンキ塗りの作業をしていてこのように汚れが付くことは無さそうです。
そういう意味では ”リアルな加工”とは言い難いのでしょうが、デザインとしてなので良しとしましょう。
ペンキ加工箇所を観察してみるとこんな感じです。
白、赤、青、黄のペンキ汚れ+オイル汚れのようなシミ。
何に塗装作業をしていたのか気になるところですが、そこまでのストーリーはないでしょう。
あれば是非とも知りたいところです。
フロントはボタンフライ仕様です。
ボタンにもペンキが飛び散った加工が律儀に施されていますが、これもどうやったらここにペンキが飛び散るのだろうかと疑問…。
おっと、いけません。
いつもの悪い癖が…。
こういう揚げ足取りはこのあたりで辞めておきます。
そういえば、右前方の腰付近にコインポケットが配されています。
何を収納しても 何かの弾みでポトンと落ちてしまいそうなので私は使いませんが、細かい箇所もきちんと作られているなと感心。
もひとつおまけに書いておくと、裾にもうっすらと擦り切れた加工が施されています。
(私が穿いて擦り切れたのではないヨ。)
着心地は、見た目のペンキ加工とは裏腹に 日本製のコットンツイルが使用されていてソフトな肌触り。
生地にしっかりとしたコシ感もあるので大切に穿けばそこそこ寿命は持ちそうです。
まとめ
まとめです。
今回はラルフローレン、ダブルアールエルのペンキ加工フィールドパンツを紹介しました。
スタンダードなアイテムにペンキの加工が加わるだけで ひねりのあるアイテムになって面白いですね。
ペンキ加工のアイテムは これ以外にもいくつか所有をしていますが、身に着けるたびに思い出すある記憶があります。
実家のベランダのフェンスを姉と一緒に塗り直したあの日の記憶。
けれど、これは別の物語。
いつかまた別のときにはなすことにします。
スペック
・ブランド :Ralph Loren(ラルフローレン)
・ライン :RRL(ダブルアールエル)
・商品名 :ディストレスト ツイル フィールド パンツ
・型番 :MNRRPNT14G20056 / 782857919001
・カラー :ベージュ
・素材 :コットン100%
・原産国 :中国
・価格 :46,000JPY(plus tax)
※本記事内の写真はすべて「iPhone 12 mini」の内蔵カメラにて撮影しています。
(一部クレジット記載のある写真/画像/絵/図などは除く)