予想よりもタフ。ダブルアールエルのリネン混デニムを1年穿いた感想。

2022年8月31日

Double RL / LIMITED EDITION-SLIM FIT SELVEDGE JEAN

ネン混のデニムについて書きますが、

「リネン」の文字を「理念」に変えるだけで思想家や起業家のようなデニムになりますね。

理念混デニム。
なんか怖い。

「理念」とは、こうあるべきだ!という根本的な物事の考え方のこと。
そんなモノが混ざったデニムを今回は紹介します。

「リネン」とは、人類最古の繊維とも言われる天然の植物繊維のこと。
そんなモノが混ざったデニムを今回は紹介します。

RRLのリネン混デニム

今回 私物の中から紹介するのは、ラルフ・ローレン、Double RL(ダブルアールエル)のリネン混デニムです。

このデニムは購入してからちょうど1年。
その間、55回着用して今に至ります。
(記事内の全写真が 55回着用後に一度洗った時点での写真です。)

Double RL / LIMITED EDITION-SLIM FIT SELVEDGE JEAN(200本限定)

リネンはエジプトのミイラの包帯にも使われていた人類最古の繊維とも言われる素材です。

薄くて軽く、サラッとした肌触りと風の通しやすさが特徴。

その反面 「シワになりやすい」「洗うと縮む」などの短所がありますが、今回のデニムはリネンデニムなので、短所が露呈されることはあまりないように感じます。

ちなみに リネンの配合率は43%(+コットン57%)です。

この手の配合率の表記についてよく思うのですが、「40%:60%」ではなく「43%:57%」と細かく設定する必要があるものなのでしょうか(きっとあるのでしょう)

3,000円の商品を2,980円で販売するとイメージが違って見えますが、そういう数字マジック的なものがあるような気がします。

全容

さ。まずは、デニムの全容写真を載せます。

デニムの色合いは写真で表現をするのがなかなか難しく、しかも私はスマートフォン(iPhone)のカメラで撮影しているため たいした参考にはならないでしょうが どうぞ。

前面。
後面。

前面、後面、いずれも特にパッとせず、感想から先に言うと「へぇ」のひとこと

1年間で55回の着用だったので、ざっくり計算で週に1回の着用です。

もっとたくさん穿き込まないとエイジングは進みませんね。

もうちょっと寄ってみる

全容写真で遠くから見ていても「へぇ」で終わってしまうので、もう少し寄ってみましょう。

こちらの写真のほうが素材感や経年変化は分かりやすい(はず)です。

前面。寄ってみた編。
コットン100%デニムとは違うごわっと感。

リネンが混ざっていることによる ごわっとした素材感がなんとなく伝わるかなと思います。

穿き心地もコットン100%デニムとは違い、リネン特有のごわっと感が感じられる肌触りです。

エイジングについては、ひざのヒゲはほとんど出ていません。

股~内ももは摩擦が多く発生する箇所なので、ここのエイジングだけがどうしても先に仕上がっていくでしょう。


後面。寄ってみた編。

後ろのエイジングは前面よりも進んでいます。

私は普段座っていることが多いので(なまけもの)、お尻部分の色落ちが最も進んでおり、周りよりも青くなっています。

この場合、慣用句の「尻が青い」は意味が矛盾しますね。

「尻は青いが、尻以外はまだ尻が青い」が正しい。
(「お尻の色落ちが進んで青くなっているが、お尻以外はまだエイジングが進んでいない」の意。)

ややこしい。
し、どうでもいい
けど、日本語って楽しい。

その他ディテール

すごくつまらないことを言ってしまったので恥ずかしくなってきました。

デニムのディテールをサーッと紹介して終わりたい(逃げたい)と思います。

フロントはボタン開閉式。
ボタンのアップ。ブランドネームとロゴがばっちりデザインされています。
ウエスト内側に付けられた200本限定を証明するタグ。
疑っているわけではないですがシリアルナンバーはどこにも見当たりません。

ベルトループの役割も果たすレザーパッチ。
パッチをアップで。
素材はラフアウトのスエードでRRLらしい”雰囲気”があります。
ポケット(など)を裏から留めているリベットにもロゴ入り。

セルビッジデニムなので裾を折り返すと赤耳くん登場。
赤耳くん、こんにちは。
裾の仕上げはチェーンステッチです。

コインポケットには「RRL」のロゴが刺繍されています。
リベットにも小さいですがロゴの刻印があります。
コインポケットも赤耳くんです。チラッとな。

デニムをぐるんと裏返してみました。
ポケット裏側部分にスタンプが押されています。
「ダブルアールエル スリムフィット/最高級日本製セルビッジデニム」と書いてあります。
フラッシャーのデザイン。可愛いので保管しています。
ここにもリネンの配合率の記載がありますね(右側)。

最後に、参考までに新品時の製品イメージ画像を載せておきます。
新品時にはリネンのツヤと張りがありましたが、穿きこむほどに薄れていった印象です(文句ではない)

新品時の製品イメージ画像。
イメージと実物とは大きく違うことがまれにあるものですが、新品時の実物も実際にこんな感じでした。
(画像)「ラルフローレン公式オンラインショップ」より

まとめ

今回は私物デニムの中から ラルフローレン、ダブルアールエルのリネン混デニムを紹介しました。

実際に1年間着用してみての率直な感想は2つ。

予想よりもタフです。
リネンが混ざっていることによって耐久度がコットン100%デニムよりも大幅に劣るのではないかなと勝手に予想していましたが、全くそんなことはなかったです。今のところ・・・・・タフです。

「涼しい」
これは予想通りでしたが、良い意味で目の詰まりがあらいリネンが混ざっていることで、空気が通りやすく涼しいです。
なんなら、冬場は寒いので穿けないです。


前述しましたが、着用回数は1年間で55回。

コンスタントに週1ペースの着用は私にとっては多いほうです。
(冬場は穿いていないので実際のペースは週1以上かな。)

それだけ、気兼ねなく、スタイリングしやすく、そして穿きやすい、ということでしょう。

今後もおそらくコンスタントに着用していくことが予想されます。

また1年 また1年と 時を重ねるごとに、どのように変化していくのか楽しみです。

まだまだ青いお尻を見ながらお別れです。

さよなら。

スペック

Continue Reading

関連

TAG

キーワード

Contact

お問い合わせ

当私物へのご質問など、
インスタグラム、もしくは下記お問い合わせフォームからご遠慮なくお問い合わせください。