『ストリートとは、リラックスとは』の巻。

「ストリートファッションとは何なのか」を、ぼんやりと考えることがあります。

社会性や時代を包括したうえでのサブカルチャーを色濃く反映させたファッションのことを指す単語であると自身では認識していますが、考え方は人それぞれなのかなと思うところもあったり。

服としてのテイストはダボっとしたシルエットで、ラッパーやスケーターなんかが着ているモノをイメージするのが正解に近いでしょうが、それだけでチャンチャン♪と片づけられるほど簡単な話でもないので難しいテーマです。

ゆとりのあるシルエットの服（やアイテム）を肩肘張らずに気楽に楽しむのもたまには良いものだなぁと感じる一方で、「ストリートファッション＝リラックス」では決して無いのだなとも考えられ、このあたりは深堀りすると面白いでしょう。

ファッションに対する向き合い方や答えは各人によって様々で、明確な正解/不正解というものは無いですが、「こういう表現をしたい！」という想いを込めてファッションを楽しんだ方が何かと自分にとってプラスになるような気はします。

目的を持って行動することは大切ですね。

というわけで、今回のスタイリングのテーマは「ストリート×リラックス」です。

路上でくつろぐ（ストリート×リラックス）スタイルなので、車には気をつけましょう（はいはい）。

今回の着用アイテム

ストリートファッションの要素を念頭に置きつつ、ラフなアイテムでリラックス感を出す。

ただし、だらしなくなってしまってはダメで、いわゆる「部屋着」との線引きはきちんとしなくてはいけません。

この境界線もぼやけた線なので難しいんですけどね。

さて、
今回の着用アイテムの紹介です。

【今回の着用アイテム】
アウター　：THE NORTH FACE × Supreme
トップス　：Levi’s × The Simpsons
ボトムス　：GUCCI
シューズ　：Hender Scheme
バッグ　　：BALENCIAGA
時計　　　：G-SHOCK × THE NOTH FACE × Supreme（DW-6900）

各アイテムのひとことコメントは以下の通り。
（※リンクがあるものは記事ページへ飛べます。）

■アウター
ノースフェイスとシュプリームのコラボのシェルジャケット。
ニューヨーク、タイムズスクエアの写真が総柄でデザインされた大胆な一着です。
渋谷のスクランブル交差点がデザインされているような感覚ですね。

■トップス
Levi’sのスウェットは米アニメ『ザ・シンプソンズ』とのカプセルコレクションから。
作中に登場するスプリングフィールド（街名）と三つ目の奇形魚”ブリンキー”が刺繍でデザインされています。
カレッジスウェットのようなポップな可愛さで、シルエットもタポッと大きめ。
奇形の魚”ブリンキー”は『ザ・シンプソンズ』の初期の作品でたびたび登場しますが、原子力発電所の汚染問題を背景にしたストーリーがあり、なかなか面白いです。