文末などに用いる「笑」のことを「w」と表記表現するようになったのはいつ頃なのかと気になって調べてみると、使われ始めたのはインターネットが一般的に広く普及し出した2000年前後らしいです(諸説あり)。
PCでのチャットや、オンラインゲーム上でユーザー同士がチャットをする際に わざわざ「笑」や「warai」などと打ち込むのが時間ロスになったり、単にめんどくさかったり、新しくてなんだかかっこよく見えたり。
そんな理由から「笑い」「笑」「warai」の省略形として「w」が誕生し、広まったらしいです。
私はこの「w」を文中で用いることはほぼありませんが(会話でも無いヨ)、私よりも若い世代の人(1990年以降に生まれた人?)にとっては、「笑」よりも「w」を使う方が一般的なのではないでしょうか。
統計を取ったわけでは無いので私の憶測に過ぎませんが。
ただ実際、私よりも遥かに年上の先輩方の中にも「w」を好んで使う方がいます。
おばあちゃんがTバックを履いてみたり、おじいちゃんがバンジージャンプをしてみたり、そんな感じのギャップを狙っているのでしょう(きっとそうだ)。
今後 この「w」がさらなる進化を遂げるのかどうか気になるところですが、これ以上 進化するとどのような表記方法になるのでしょうか。
(素粒子レベルまで細かく切り刻まれた状態なので これ以上の略し方が無い気がします…。)
ブルックスブラザーズの鴨刺繍ニット
「w」についての話をしたのにはわけがありまして。
先日、ブルックスブラザーズで鴨が刺繍されたダサ可愛いニットを購入したのですが…。
これです。↓
そうです。
賢い読者の皆様ならもうお気づきかと思いますが、よく見ると小さな「w」の文字が大部分を占拠していますwww
(文中での「w」の使い方、こんな感じで正しいんスよね?)
鴨ちゃんたちに気を取られてスルーしてしまいそうになるんですが、胸から下にかけて 小さな「w」がいっぱい。
かつての大英帝国も真っ青の占拠率(※1)です。
数えてみたら968個の「w」(※2)がありました(暇か)。
実使用するとこれぐらいの量です。wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
(暇だ)
着用図
「w」について散々いじり倒してきましたが、着用するとどうなるのでしょうか。
着てみます。
ドンッ。
前面のカモちゃんの存在感のせいで(おかげで?)、けっこうな際どさを醸し出しています(←カモだけに)。
けれど 個人的にはこのダサさ、好きカモ。
周りを着にせず堂々と着てしまえば問題ないカモ。
そろそろ、カモカモうるさいカモ。
やめます。
後ろはこちら。
前面と同じデザインですが「w」の数は背面の方が少ないです。
前面=516笑い
背面=452笑い
(どうでもいい情報。)
あのブランドのようだ
袖と裾に”赤×緑”のトリムデザインが施されている本アイテム。
このカラーリング、イタリアを代表するあのハイブランドにそっくりです。
さらに、カモの刺繍のインパクトさも あのハイブランドにありそうなデザイン。
別に隠す必要はないので、言います。
グッチね。
ブルックス・ブラザーズの過去のアーカイブからインスピレーションを受けてデザインされたこのニット。
リバイバルリリースゆえのレトロさです。
本品とは全く関係のない話ですが「リバイバルリリース」って文字で見る(読む)と目がチカチカしますね。
リバイバルリリース。リバイバルリリース、リバイバルリリース。
笑うときは気を付けよう
最後にちょっとした小話。
静かにするべき場所(図書館や美術館や電車の中など)で大声で笑っている人(特に大人)を見ると 残念な気分になるものですが、このニットはそのときの情景や心情を素晴らしく示してくれています。
なんのこっちゃ。
かというと、
このニットの「w」の箇所をぺらりと裏返してみると…
なんと…
わわわ!!
なんたることでしょう。
表の「w」とは対照的に、裏は「…」です。
大人げなく大爆笑している裏側で、静かに呆れている人もいるわけです。
なんたる教訓が詰まったニットなのだ。
(いやいや、製法上たまたまです。)
まとめ
さ、まとめです。
今回は私物の中からブルックス・ブラザーズ(Brooksbrothers)のダック刺繍ニットを紹介しました。
レトロな雰囲気のデザイン&カモちゃん(ズ)のインパクトもあるので、一歩間違えると「ダサい人」が確定するので スタイリングには気を付けながら楽しみます。
街ですれ違う人の大半が「あ、グッチかな?」と間違えることでしょう。
そのあたりにも注目しながら着よう(ムッツリ)。
では、今回はこのあたりで。
P.S.
私、鴨肉が苦手です。
注釈
(※1)かつての大英帝国も真っ青の支配率
第一次世界大戦(1914~1918)の終結後、世界領土の大半を支配下に置いていた大英帝国(イギリス帝国)。統治している領土面積と国力はぴったりイコールにはならないのですが、陣取り合戦という側面から考えると個人的にはワクワクします(単純な思考)。
日本もかつての大日本帝国時代は随分と広い領土(海域領土含む)を保有していましたが、今は小さくまとまってしまいました。帝国主義ブーム、再び到来しないかなぁ…(危ない発言)。
(※2)968個の「w」
ひとつひとつ職人が丁寧に数えました。職人とは私のことです。
「w」の数量はMサイズにて計測した数です。LサイズやXLサイズにサイズアップするともっとたくさんの「w」に占拠されます。
なお、「w」の数には個体差がある可能性があります(どうでもいい)。
本記事を読んでこのアイテムを購入後、「wの数が違うのですがどう責任取ってくれるのでしょうか。」なんて言われても私は知らんぷりします。あしからず。
スペック
・ブランド :Brooksbrothers(ブルックス・ブラザーズ)
・商品名 :ブラッシュドウール ダックインターシャ クルーネックセーター
・型番 :100192344
・カラー :ブラウン系
・素材 :ウール100%
・原産国 :中国
・価格 :33,000JPY(plus tax)
※本記事内の写真はすべて「iPhone 12 mini」の内蔵カメラにて撮影しています。
(一部クレジット記載のある写真/画像/絵/図などは除く)