海っぽさをプラスしたい時に役立つ時計。パネライのサブマーシブル42mm。

2021年10月8日

PAM00683

ちらかと言うと海は苦手(※1)です。

ただし、海っぽいものは大好きです。

船やヨット、灯台やいかりのようなマリンテイスト溢れるものは見ているだけでも心躍ります。

ダイバーズウォッチが好きな理由もそういったところからきているのかもしれません。

600気圧防水だとか、逆回転ベゼルだとか、なんちゃらロックとか、なんちゃらバルブとか。

様々な機能が搭載されているダイバーズウォッチ。

海から可能な限り離れて生活をしている完全なる陸地人間の私からすると、全く必要のない機能ばかりが付いているダイバーズウォッチは、言わば、非合理性を代表するアイテムです。

ヤンキースファンでもないのに、NとYが重なったあのロゴマークのキャップをかぶっている人たちと同じようなものですね。

おっと。

私もたまにかぶるんでした。

パネライ、サブマーシブル42mm

このオフィチーネ・パネライのサブマージブル42mm(PAM00683)もダイバーズウォッチです。

ブルーの差し色が素敵で、コーディネートに海っぽさをプラスしたい時(そんな時あるのかな?)にはとても役立ちます。

PANERAI/ Submersible 42mm(PAM0683)
(画像)「PANERAI(公式HP)」より

しかし、ダイバーズウォッチの用途として私がこの時計を着用することは99%ないでしょう。

つまり、これを付けて海に潜るなんてことは死ぬまでありません。

来世でもう一度この時計を所有したとしても無いです、石油王の息子にでも生まれ変わらない限りは。


ケースサイズは42mm。

いわゆる近年のデカ厚ブームの火付け役となったパネライのラインナップの中では小さめのケースサイズです。

しかし、42mmといってもリューズガードまでを含めると約47mm。

なので手首に付けるとそれなりの存在感はあります。

パネライの象徴ともいうべき、大きなリューズとリューズガード。

厚みもそこそこの分厚さがあります。

ホタテの貝柱よりは薄いかな、

ぐらいの分厚さです。

例えが分かりづらいな、すいません。

ホタテ。
ホタテ(逆サイド)。

本体のデザインやフォルムは潜水艦のようなイメージ。

そもそも、サブマーシブルとは「潜水艇」という意味です。

丸っこくて、頑丈で。

ネジや格子がついた潜水艇の丸い窓を連想させてくれます。

「海底2万マイル」の世界を彷彿とさせる、ロマンに満ちたデザインです。

こう見ると決してホタテではない。

ベルト

嬉しいことに、純正のベルト(ラバー)が2本ついています。

「 黒のベルト式 」と「 黒×青ステッチのベルクロ脱着式 」です。

メインベルトは黒のラバーベルトですが、個人的には黒×青ステッチのベルトを装備していることも多いです。

ブルーのステッチが入ったデザインで、フェイスデザインとの相性がとても良い。

特に、夏場や天気の良い日はこちらのベルトの方が、より一層、海っぽさが出ます。

脱着はベルクロ(面ファスナー)で楽チンです。
小学生男児の財布のようにべジベジと音が出ます(仕方ない)。

さて、黒のラバーベルトへ変更してみましょう。

付属の専用工具を使って、本体裏にある溝をポチっと押して外して、交換をします。

簡単、簡単。

プラモデルみたいで楽しいです。後方の鉛筆のようなものが専用工具。

交換した姿は下の写真の通り。

やはり、ベルトを交換するだけでガラリとイメージが変わります。

黒だとグッとしまりが出ますね。

季節に関係なく、通年利用にはこちらに軍配が上がります。

どちらのベルトもそれぞれにかっこよさがあるので文句はないのですが、耐久性を考えるとステンレスのブレスレットにはどうしてもかないません。

強度なラバーなので簡単にくたびれるようなものではありませんが、それでもステンレスの方が耐久性は圧倒的に上です。

なので、数年後にはベルトだけを買い替えている自分の姿が容易に想像できます…。

その他、ギャラリー

裏蓋には潜水艇の絵の刻印があります。
岩などに当たって傷が付くのを防ぐためのケースカバーが付属しています。
海に潜らない私には不要なものです。セミの抜け殻みたい。
装着図。かっこいいとは言えない(かっこ悪い)。
ツールボックスのようなデザインが好印象の純正箱。
説明書とギャランティカード。
説明書は小学校の時に渡された参考書のごとく、まず読まないです。

まとめ

マリンルックなコーディネートにばっちりハマるパネライのダイバーズウォッチ、サブマーシブル42mmでした。

パネライならではのゴツいフォルムを求めている人には少々物足りなさを感じるかもしれないケースサイズ42mmのこのモデル。

かっこいい海の男とはかけ離れた私には、これぐらいのサイズ感はありがたいので助かります。

パネライらしさ・・・は残しつつ、普段使いにスッと溶け込むモデルだなと思います。

無論、スーツやジャケットとの相性は良くありません。

海っぽさ全開のダイバーズウォッチですが、別にこの時計をつけて山へ出かけてもいいんですよ。

マンチェスターユナイテッドのユニフォームを着て甲子園で高校野球を観戦するようなものですが、そこは自己満足の世界です。

つまり、

一般的な観点から見ると、この時計は山には似合いません(※2)

注釈

(※1)どちらかと言うと海は苦手
どれだけ叩き落としても綺麗には取り除けない砂、ねちっこくまとわりつく潮風、強烈すぎる直射日光、ちょこまかモゾモゾと動くフナ虫、など。そんなマイナスなイメージが先行しているせいで海が少し苦手です。しかし、それは私の懐が浅いのが原因で、何もかもをプラスに考えて海を訪れればきっとそこはパラダイス。なんでしょう。か? 事実、海を感じたり、見たり、そういったことは好きなんです。

(※2)この時計は山には似合いません
ブルーの差し色のせいでしょうか、乾ききった場所(山とか砂漠とか)にはこの時計は不釣り合いに感じます。山には似合わなくとも川や湖なんかにはマッチしそうですね。または、ディズニーシーのような海をテーマにした場所。

スペック

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